ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず

方丈記のこの歌が好きです。
変わらないものなんてない、そう、そこが好きな人生観です。

どうして、人は年を取ると、変化を拒むのだろう。
頑なに現状を維持しようと、変化をもたらすものを排除しようとする。
現状のままでは、滅亡へと進んでいくだけなのに。
自分が生きてる間は、自分の目の黒いうちは、
そんな考えは、エゴイストとしか言いようがない。
ちっぽけな貴方を中心に世の中廻ってるわけじゃないのだから。

変化を受け入れて、先を見据えることが出来るなら、
それは大人物になれていたかもしれない。
どーでもいい価値もなければ意味もなさないことを死守しているから、
今の現状なんだとも言える。
だったら、そんな化石人間と迎合しなくてもよい気がしてきた。
そんなことをしなくても、元の水にあらず。。。なんだから。