勤めに出てなく、子育てもなく、夫の仕事の休みも不定期な生活をおくっていると、曜日や祝日の感覚がなくなってしまうことがある。

私が曜日を意識するのは、分別ゴミを出す曜日。
私が日付を意識するのは、カードの引き落とし日。

日祝日は夫の仕事(家業)が入ることが多いのと、GWもお盆もお正月も営業してるので休日の感覚はない。

勤め人だった独身時代は休日を楽しみにしていたし、楽しかった。
一人でよくお散歩に出かけていたな。食べ歩きもしたし。
綺麗な街並みを彩る植物が、季節の変わり目を感じさせ気分をリフレッシュさせてくれたものだ。

結婚でこの町に移り住んでからは、世間の休日も連休も日常となり、有難みも楽しみもなくなった。
お盆もお正月も実家に帰省することもなくなったので、自分の兄弟や甥っ子たちと何年も会うことはなく、
夫の家では、夫の兄弟家族が帰省してくるが、ただ・・他人の家族団らんを眺めているのが、虚しく感じて・・・お盆もお正月も結婚してからは嫌いな日になってしまった。田舎の長男に嫁いだ嫁の憂鬱行事みたいなものである。

日本人として本来ならおめでたい気持ちで迎えるべくお正月が、結婚し家庭をもったのに嫌いになるなんて。

しかし、前向きな私は、この先、再び おめでたい気持ちでお正月をすごせるように望みは捨ててない。