田舎はね、美しい自然が豊かで、空気はキレイ、食べ物は安くて美味しく安全で、人も素朴で温かい。

なーんてことは、私は絶対言わないし思ってません。

でも、この田舎に越してくる前までは、そんな風に思い込んでいたかもしれません。
それは、人の勝手なイメージや思い込みとは、そんなもの(いかに事実とのズレがあるか)かもしれません。
経験してみなくちゃ解らないことです。

私は、そこそこの都会が好きなんだって、住んでる時には実感ありませんでしたが、
離れて田舎で暮らすようになってから、自分で自分の好みを知りました。

自分という人間を考えてみると、それは自然なことです。
面倒臭いことが大嫌いで、不便は苦痛で、腰が重くて、
明るくて綺麗に整った街並みが好きなんですから。

では、都会に住む人が、洗練されてるかとか 文化度が高いのか、と言えば、
平均的に皆そうです、とは言えなく、
人口の数だけ色んな人がいて、生活も様々ですから。

要は人なんだと思います。人の資質とでも言うのでしょうか。

田舎に居るのが勿体無い。専業主婦にしておくのが勿体無い。
そう思える人だって田舎にはいます。

これまで私の記事で、田舎に否定的なことを書いてきたと思います。
ちょっと今回は、田舎暮らしの良いところ を考えてみたくなりました。

前提条件は、私個人の視点です。出生・出身地としての田舎ではなくて、
アラフォーの頃に都会から田舎に越してきた子供のいない嫁目線とでもいいましょうか。

【田舎暮らしの良さ】

着るもの、身につけるものが、最低限の常識と暑さ寒さがカバー出来ていたならば良しということで、ファッション代が節約できる。

外食する場所がないので、必然的に家での食事が多くなり外食費が節約できる。

昔からの知人がいないので、腐れ縁的な人間関係の煩わしさがない。

孤独を感じた時、
都会での孤独よりも田舎での孤独のほうが、慣れると楽ということ。
そもそも人口が少ない、同年代の人間が少ない、お年寄りばかりなので、
孤独でもけっこうという気持ちになります。

田舎暮らしでの気付きがあったこと。

それは、都会の多彩さや便利さを再確認できたこと。

同じ日本で今の時代でも、田舎の集落によって、遅れた考え方が常識としてまかり通っているという現実を知ったこと。
そしてそれは、都会でも どこでも 高齢化社会のうちは、組織でも共通してるということ。

あれ?田舎の良いところから、ちょっとズレてしまったかな。

住めば都といいますが、すんで7年になろうとしても、こんな感覚です。

あは。