呉服屋さんに行く前日に、義母の方から 「色が かぶっては イケナイから」 と、

9月の行事に 義母が着る予定の着物を 2階に持ってきて 見せてくれました。

濃いピンク、赤紫、濃紫の3枚です。 

行事は2日間で、その3枚のうち 2枚を選ぶのでしょう。

lipstick-gc5690beef_640


パーソナルカラー的に
義母は ブルーベース、私は イエローベースかな?と思うので、
必然的に 選ぶ色味は 違うと確信してましたし、

私は、義母が着る色よりも 地味な色味を選ぼうと決めていたので
色かぶりの問題は ありません。

私が選んだのは(ほぼ 呉服店の女将さんと 舞踊の先生で 決めてました)
濃緑です。

お店にあったのは 見本の袷(あわせ)の生地で、顔うつりを確認した時、
正直、重たいなぁ と思いましたが、

実際に着るのは 絽の生地なので 少し透け感があり、
見本のイメージとは ちょっと違ってくるかもなと。。。

洋装で エメラルドグリーンや ピーコックグリーンを 身に着けたことは ありますが、
濃緑は 初めてかもしれません。


帯合わせで 全体のイメージが変わるもので、
帯は もう少し柔らかい色味で、クリーム色の地に 銀糸だったか 金糸かの 柄が入ったのにしました。

着物が仕立て上がった時に 帯も 草履も 一緒に 受け取ることになってるので、
今は 手元になく、細かな記憶が曖昧です。(笑)

自分が着るものではありますが、
気合いも 気負いも 愛着もなく 淡々と決めていったので、
記憶が定着してないのです。

家業の行事のメインは あくまでも夫で、
妻の立場は 控え目で あるべきと わきまえ、
私自身の趣味や好みを通して 選ぶのではなく、
お店の女将さんと 舞踊の先生に ある程度 お任せしようと 最初から考えてました。

和装のプロに委ねるのが 無難ですし、諸々のことを考慮しても
その方が良いかなということです。

そんな感じで 帯揚げ、帯締め、草履、襦袢、肌着など 細かい物も一式揃え、

お店側いわく・・・かなり、かなり 勉強させて頂きました ということで、

合計 35万円程、まぁ 想定内で予算内です。


和装の相場など 判りませんが、色無地だし 控えめに選ぶと それぐらいかなぁと 想定していて、
私がお金を出すワケじゃありませんが、ま こんなもんかな という感じです。


呉服店から帰宅して、大まかな報告と もちろん明細書も見せ、会社経費だとしても一応 義母にお礼を述べると

「あら 緑? 気に入ったのを選んだの?」 と 義母に聞かれましたが、

はい、だいたいは お店の人と先生に お任せしました。と 答えました。

心の中では、ちゃんと しっかり 地味なの選びましたよ と 答えてました。(笑)

和装が好きな ご年配の女性の中には、他人が着る着物に対して
色んな感情が入り混じり、冷ややかなチェックが入りがちなことを
私は 本能で分かってるつもりです。

それは、その人の性格にも よるのですが、義母からは なかなか強く 感じ取れます。

着物だけじゃ無いですけどね・・・。

私は 過去に 女性が多い職場にいて、それだけに 華やかな側面もありましたし、
個性様々が交わる中で それなりに 色んなことが ありましたが、
女性特有のジメッとした部分や、虚栄心、嫉妬心は
うちの義母ほど 強い人は 居なかったと 思っています。

いつか それについて 記そうかな・・・

他人と自分とで、個性とも言える 見た目やファッションなどを 心中で競うは、
不毛なことと 私は考えるし、
個々が大切なことは、自分らしさ とか 自分が好き という気持ちであって、
年を重ねた女性であれば、他人のことも許容できる
そんな自分で ありたいと思います。



ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村 美容ブログへにほんブログ村 美容ブログ スキンケアへにほんブログ村 ライフスタイルブログへにほんブログ村 ライフスタイルブログ ミニマリスト志望へにほんブログ村 ライフスタイルブログ 50代 自分らしさへ