徒然なるままに・・・ちょっと 思っていたことを 記しておこうかと。
 
今後の自分への戒めになるかもしれないし。。。

(今となれば 大したことでは無いのだけど)当時は うーーーん と 内心思っていたことです。


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そろそろ アイスコーヒーが飲みたくなる頃です


昨年の12月、家の敷地内の雪道で転倒し 地面に手をついてしまった結果
右手首を複雑骨折しました。

整形外科に入院となり 12月26日に 右手首の手術を受けました。

手術から そろそろ3ヶ月です。有り難いことに 順調に回復していってます。

  

入院、手術が決まった時、何人かの知人に 報告したところ

「手首の骨折は不幸中の幸いよ 頭を打たなくて良かったし 大腿骨や背骨だったら もっと大変よ」

殆どの人から そう言われました。

確かに、そう言われると 確かに そう。 仰るとおりです・・よね。

でも、でもです。 骨折したばかりの頃は 患部は とても 痛いのです。

いくら 他の部位の骨折よりも 大した事無いにしても、
手首だって痛いことは 痛いし
骨折って、精神的ダメージも大きいです。

手首でまだ良かったのよ だなんて、そんな慰めは
       ⇊
せめて 手術が終わり 患部が安定してから 言えば良く、
取り敢えず 骨折したばかりで 術前術後の痛みが落ち着かない時には
ただ ただ・・ 大変でしたね お大事にして下さいね しっかり治してね
そんな声がけが適切かと 私は思うのですが・・・。

言葉を受ける側の性格にもよるのかもしれません。

でも もし今後、知人の誰かが 怪我や病気に罹ったなら
ただただ 慰めと 快復を願う言葉だけを かけようと 私は考えてます。

まずは 相手の痛みに寄り添い・・そんなシンプルな優しさ それが 有難い。



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もう 10年以上前のことなんですが、思い出しついでに。


まだ私が独身で勤め人だった10年以上も前に 秋田県で暮らす父方の祖父を亡くしました。

秋田県内の その地域の風習で 葬儀の日数がかかり、
孫の私も 祖父の葬儀のために 勤め先を 1週間欠勤して 秋田に滞在してました。

無事に葬儀を終え 両親よりも ひと足早く 自分が暮らす街に戻って、
翌日から出社し、当時 親しかった 勤め先の後輩と言葉を交わした時のことです。

亡くなったのは 親や兄弟では無く 離れて暮らす祖父なので、
会社の人や先輩後輩、知人から 香典を受け取るような感じでは無いのは 暗黙の了解ですし、
ただ ちょっと長く欠勤したので、地域による葬儀の風習の違いなどが 話題になりました。

後輩 「お祖父さん いくつだったのですか?」

私は、 『数え年で 83と聞いたから 82歳かな』

後輩 「じゃぁ、大往生だから 悲しい気持ちというより 死を納得って感じですよね」

私は、大往生? 悲しい気持ちじゃない?? 死を納得??? と 思いながらも
他人からすると そんなものかと  『まーねぇ・・・』と答えました。


80歳前半って、大往生なのかしら? 

葬儀が済んで 数日経ってから、思い出しては 人前で泣きじゃくる程の激しい悲しみは無く、気持ちも 落ち着いたけれど・・・。

死を納得って、そんな納得なんて無いけれど。

てか、後輩の彼女が 私に言った内容って、
私の立場で 私自身が言うのだったら まだしも他人が言うことじゃ無いわよね。。。

当時 彼女は 20歳代で、知人や身内などの 「死」が身近では無い年齢で、
経験値の少なさから 身内を亡くした先輩にかける 適切な言葉が 思いつか無かったのかもしれない、
もしくは 彼女なりに 何か言わなくちゃと、私に何か気の利いたことを言ったつもりで 大滑りしたのかもしれない。

私自身が何年も会ってない祖父というのも、かける言葉を ややこしくしたのかな。

でもです、なにも、難しく考えることは無いのよ。

寂しいですね。言葉少なに それだけで良いのではないでしょうか。

少なくとも 100歳前後まで生きてた人の死じゃないし、
しかも 身内でもない人間が 身内の人を前にして
大往生ですね とは言うべきではないのよ。

今後は もっと平均寿命が延びてるので、安易に 90歳後半の死でも 大往生などと
言ってはいけないし。

そもそも 大往生だなんて 故人に親しい身内だけが 言って良い言葉よ。 他人はダメ。


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